スケッチ(80年代)
80年代は初めて注文住宅を建てたり、勤務地が変わったりいろいろ有って趣味の世界では絵画よりはテニスに明け暮れる生活だった。’06現在のように日常スケッチすることは少なく、これも少ない旅行の手遊びにスケッチするのがせいぜいでした。
■80年代のスケッチ

本栖湖A
80年代初頭、三島の知人の案内で泊りがけで富士五湖めぐりをしたときにスケッチしたもの。私以外は誰もスケッチしないので、それなりの時間で描き上げる。キメの細かい画用紙で吸水性は悪いので絵の具の載りは良くなくて自然と淡彩に仕上がる。水際の柳の緑が薄すぎるのが気になってしまう。

本栖湖B
06年現在、オームのサティアンがなくなってもその後遺症で観光の足は遠のいているらしい。スケッチした当時はオームは影も形も無い時代でのんびりした観光地であった。絵の方は逆さ富士の写る典型的なView-Spot。うーんもう少し丁寧に描きたいね。

本栖湖C
湖の岸辺に引き上げられたボート。走り描きのスケッチ。

根子岳(阿蘇)
油絵にしたモティーフ。根っ子岳の山容の存在感と山麓にメッシュ状に広がる防風林と畑地の景観。それらを夜の帳が包み込む前の夕日の残照。

外輪山A(阿蘇)
高森町(カルデラの南東部に位置する)近くの外輪山遠望。外輪山は様々な形を見せてくれる。ここではやわらかい稜線の上にボコボコ盛り上がった瘤がくっ付いてところどころ南画の世界を醸しだしている。

外輪山B(阿蘇)
カルデラの原から屏風のように立ち上がっている外輪山の景観。手前には舗装道路、その右手の水田にはノソっと青鷺が佇んでいる。
畑地が続きその続きに果樹の林か高さの揃った林になっている。

外輪山C(阿蘇)
斜面のゴルフ場のような草地から生い茂った林になりそれが凹凸の激しい稜線のトップまで登りつめている。

渓流<阿蘇)
その外輪山の渓流。岩の素材感と遠近の表現に工夫が欲しい。

林間道
外輪山の斜面を縫う林の中の道。

善峰川
川岸の木々がメインのテーマ。

水郷A(近江八幡)
知人と2人で日帰りのスケッチに出掛けた。この頃すでにサインペンで線で描く手法で処理している。水辺の枯れた葦原、腰を下ろして1,2時間スケッチしていても自分の世界に浸れる空間を作ってくれる。

水郷B
2月の初旬の小春日和。紙面は鏡の様で、草叢に腰を下ろしてのどかな風景を見つめているとウトウトしてくる雰囲気。

水郷C
水郷の奥に舫った舟。手前には廃船がチンしている。葦を冬の間乾燥させる葦束の塚が何箇所か立っている。水際には葉を落とした柳科の低木が佇む。