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■花のコーナ
雛菊A
秋が深まってくると人の目は紅葉に移る様になりますが。菊や椿などの花も結構美しく化粧しているようです。この黄色の雛菊は去年の今頃有栖川の川岸の植え込み?にひっそりと咲いているところをスケッチしたものです。

雛菊B
この秋の庭先にも紫がかった赤い雛菊と、黄色い菊、白い菊が身を屈めるように夏みかんの下、金柑の下、万両の横と
ねずいたところで花をつけています。このスケッチは線による形に重きをおいたスタイルです。

雛菊C
白い雛菊はビッシリと狭いところに同じような花をつけます。花ビラは一つ一つ微妙に形が違っているのですが、あまりそれにとらわれると全体を見失ってしまいます。もともと練習のつもりですから花びらもそれなりに納得の行くように捉えたいと思うのですが中々うまくいきません修練あるのみなのかもしれません。

コスモスA
夏が過ぎるとこの花が線路沿いや川沿い、田舎道沿いに風に吹かれて可憐な花を揺らしている。現地でこの花をスケッチするのは中々骨が折れる。大概風で花がゆれているし、数描かないと絵になり難いからである。それに茎と花の構造が細いのだが複雑なので思いのほか時間がかかるのです。

コスモスB
この白いコスモスは水彩で描くのは少し厄介だ。白い画用紙の水彩ではベタで塗るのではなくて大概塗り残しの白い部分を残す。これは絵を重たくしないためと、ベタ塗りで画用紙がボコボコになるのを避けるためである。この絵では白を浮き上がらすためにベースを暗くベタに塗る。絵の雰囲気は清水の中の水草のような雰囲気でもある。

向日葵
夏は何といってもこの花が定番ですね。向日葵の群生地が駅のグラビア写真で紹介されていますが、今までそんなところに出かけたこともなく、ご近所や道端に咲いている花をスケッチするだけでした。このスケッチもお向かいさんの西側の庭に咲いたのを汗を拭き吹きスケッチしたものです。一輪を描くも良し、群生しているのも良し。ただしこの絵の原画は友人に進呈したので既に手元にはデジタル画像しかないのですが。

夾竹桃
この夾竹桃は裏の文化アパートの裏の3ヘーベばかりの塀際の空き地に咲いている。今年はどうしたものか花の咲くころにはすっかり丸坊主にされてしまっていたので花のスケッチを楽しむことはできなかった。このスケッチは99年花の部分を拡大してスケッチしたもの。割と暑苦しい花の多いのに意外と此花は涼やかな感じがして好ましい。

槿
ムクゲの花の咲く季節になったが、今年の我が家の庭にはわずかの花 しか咲いていない。生命力の強いこの花にしては珍しい。あまりに大胆に枝を払ったせいかも知れない。ムクゲはビッシリ茂った小枝に花をつけるので直にスケッチするのは難しく、この絵のように花瓶に生けて描くことになる。

百合
今日も雨が降っています。大輪のユリの花が2つ雨に打たれています。スケッチは去年の天気のいい日のものですが、花はことしも変わりなく
咲いています。ユリといえば楚々としてしとやかな風情が思い起こされるのでしょうがこの花は洋風の種か?何か派手でゴージャスな雰囲気をかもし出しています。

カンナ
今年の梅雨は本当に雨が良く降ります。雨降りが続いているうちに夾竹桃の花が去り、ある種の葵の花が去り、今は白い梔子の花が庭先や街頭の並木の下にかぐわしい花をつけている。雨が降り続くのでチョットスケッチをという訳にいかないのが残念。晴れると夏のこのカンナの花もそれらしいが雨の中では所在がない、今年も同じ株が花をつけている。このスケッチは去年の夏のもので文化アパートの外塀の半坪ばかりのところに咲いている花である。

アジサイ
この梅雨の季節はなんと言ってもアジサイが花の主役。住宅街では小さな箱庭にもさまざまな色、形のアジサイが咲き競っている。庭のアジサイはほんのり黄色や、青がついている程度の白が基調のアジサイなのです。雨が降ったりやんだりする中で狭い足場にスケッチBOOKを抱えてしゃがんだり、家に逃げ込んだり、あまり絵を描く楽しみを味わえない。精緻に描きすぎると時間がかかり過ぎるし、荒すぎると絵になり難いし、ころあいの難しい素材ではあります。

アヤメ
このアイリスはI農場の東南の片隅に季節が来れば花をつける。今年は雑草に埋もれていたせいか花が寂しい。生き物は何時も同じ調子には行かない、特に野生のものは環境の影響を大きく受けるようだ。この絵は去年の同じ季節畦にSETした折りたたみ椅子にしゃがんで腰が痛くなるのを我慢して花の青の美しさに筆を運んだもの。

蕗
蕗の葉が急に減っている。連れ合いが「時代屋」のママに進呈したと言う。「時代屋」は私たちの数少ない外食先の一つ。大映通の中にある居酒屋で壁中に往年の映画のポスターやらパンフやらが貼ってある。太秦の撮影所は歩いて5分とかからないところにあるので時にはタレントさんたちも食事に来るところだ。ここが良いのはママさんが気軽にビヤー、チュウハイのサイビスをしてくれるところだ。ここではインド風じゃがハムソテーがわれわれの定番メニューの一つになっている。蕗に戻ると蕗きは庭のそこかしこに目を出す特に養っているわけではないのに。結構生命力の強い野菜なのだ。絵としては葉の形がなかなかリズミカルで面白い。

ドクダミ
ドクダミもこの季節ジャスミンと同じ白の花をつけます。外傷に効くとかせんじて飲むと内臓に良いとか、民間薬としては人気の薬草?ですが、我が家ではただの雑草として、引っこ抜いてしまわれるので今年は庭の片隅のアジサイの茂みの足元にひそかに息づいているだけです。このスケッチは一昨年庭の一隅を占拠して花をつけているのを写生したものです。こうしてびっしり画面を埋めてしまうとデザインぽくなってきます。

ジャスミン
ジャスミンはこの季節白い可憐な花を沢山蔓状の枝の端につける。陽光が強くなっているので可憐な花も1,2日しか持たずすぐに萎れてしまう。また外光の中で描くのも一苦労で暑さ対策が必要になる。緑の季節とは言え、実物以上に若葉色にした絵はどんなものでしょうか?

バラ
去年に買った鉢植えの薔薇の一つこの春にきれいに咲いたので、先週スケッチした。本当にきれいなピンク色の花だが、単純な水彩ではその色が出ない、水彩だからゴテゴテやっていると彩度を失って色が死んでしまう厄介な素材。でも花の命は短く見ごろは1W程度で終わってしまう。スケッチや写真は色褪せないが残す価値があるかないか?

マーガレット
今日は5/11の母の日。小雨の中でマーガレットの白がよく目立つ。実はこの花は去年のもので、でもこの花は毎年変わりなく旺盛に咲き誇るたくましい花なのだ。

牡丹
ショキングピンク?の牡丹。去年は咲かなかった此花がこの春は10に余るたくさんの花芽をつけた。此花の花弁は本当にデリケートでスケッチしている間にも色が変わっていく。

芍薬
この芍薬は上の牡丹の隣に植わっている。花をつけるのは5月であるが時期は少し下る。こちらは牡丹の様に気まぐれではなくて毎年のように花芽を付けてくれる。
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